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航空機座席はファースト? エコノミー? [日記]

旅行好きの私、と言ってもあまりに早期に仕事を辞めてしまったので、先立つものがなく、海外どころか国内の旅行も、御無沙汰、そういうところなのだが、そういう私にとっては、海外へのファーストクラスでの渡航など夢のまた夢である。

そういう私の目にある方のブログでのファーストクラスの話が飛び込んできたので、少しばかり書いてみたい、そう思った。

、もう、かなり経つだろうか、航空機の中で、乗務員がエコノミーの客に話しかける場面か何かで、乗務員が乗客のサラリーマン風の人物(小林薫)にどういう用で乗っているのか、尋ねて、仕事と答えられて、え? エコノミーで? と今時仕事での飛行機利用がエコノミーなんて、どれだけ三流の企業なんだろう、というような内容のテレビCMが放映されていたことがあった。

え? 世の中の企業って、エコノミークラスでの出張なんてしないの、そう思ったものだ。私が初めて海外への渡航で利用した飛行機の座席は、自分で手配したのではなかったのでわからなかったが、シャンパンが飲めたりしたので、同行した同僚曰くエグゼクティブクラス(今はこういうクラスはない? ビジネスに統一?)だと言っていた。

海外に出ること自体が初めての事でもあり、色々な事に思いを巡らしていたせいか、座席のクラスなど頓着していなかった、いや考える余裕もなかったので、会社に優待してもらっていた事への感謝などもあまりしていなかったかもしれない。渡航先では通訳もいたり、当時ほとんど英語を話せなかった(いや、今でも不自由しますが)私にはありがたい話で、その後、転職をして後、いかにその当時の会社に大事にしてもらっていたか、感謝の気持ちが足りなかったかもしれない、振り返るとそういう気持ちになる。

ところが飛行機利用回数が少なくても、少し余裕が出てくると、おかしな乗客のいるエコノミーよりはビジネスとかファーストクラスの方がいい、そのような気になりだした。

まあ、親方日の丸、というほどのでかい企業ではないものの、自身の貢献度からすればビジネスくらいは当たり前、そういう気になってくるもので、多忙な中での出張だと、エコノミーから座席が埋まってくるという定説を覆すような時もあり、必然的にビジネスに乗ったり、利用航空会社によってはファーストクラスにも乗れる場合があったり。

しかし、私の場合、飛行機利用で食事を楽しみにする割には、飲み物サービスが始まる前からほとんど寝てしまっていたり、上のクラスのサービスの恩恵などボーディング前の待合室さえも駆け込みのチェックインだったりで利用できず、まあ、エコノミー相応か、自身でそう思うようになっていた。
まだ、務めていた時代にエコノミー利用での出張をしたら「君はビジネスクラスで出張していいのに、それを知らせなくて申し訳ない、次からはちゃんとビジネスを手配するように」そう言われた事があった。
その会社ではマイレッジが貯まり易く、上のクラスに変えて出張している人物などもいたが、私自身は、もうファーストとかビジネスとか面倒くさくなって、社用でもエコノミーでも全く気にもしなくなっていたのだが、そういうものでステータスを感じる人もいればそうでない人もいるのが世の中なので、まあ、航空会社の利益に貢献はしないかもしれないが、こういうもので他人への特権を感じるよりは、他の追随を許さないという余人をもって代えがたい仕事をするという事に集中したい、サラリーマン生活の最後の方では、そう思っていた。
エコノミーと一口に言ってもエコノミーでさえも内容に差があるらしいのだが、飛行機に乗るのは目的ではなく手段の一つであり、楽しいあるいはリラックスできるに越したことはないが、所詮、庶民の一人、分相応に、そういう事だろうか。

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