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信用ができない [日記]

信頼できない、そう言い換えてもいいかもしれない。
 最近、パソコンのトラブルを別とすれば、多忙ながらも何とかブログの更新が軌道に乗りつつあったところで、我が家の外壁塗装工事が始まった。

ガス会社から埋設されているガス管が古いタイプなので新しい素材のガス管に交換してほしい、つまり交換工事の必要がある、そういう知らせでガス会社の方に工事費用の見積もり依頼をした後、外壁塗装をすることになったので、当然、あれやこれや対象部位を省いての工事依頼である。

 以前の私なら、任せっぱなし、そういうところかもしれない。しかし、父親が亡くなって後、母親が私の反対を押し切って某著名建築会社代理店を名乗る業者に騙されて以来、家がらみの業者、その一挙手一投足を監視しなければならないのだ。

 業者の職人からすれば、やりにくい発注主であるかもしれない。しかし、最大限の配慮をしていてさえ、避難させておいた新車を車庫に戻した途端に傷つけられたり、またそれを白を切るなど、どうにも工事関係の人間に特定しなくても信用できない人間の多くなったことか。

 という事で、業者が我が家にきて、工事の段取りをする時点からその日の仕事を終えて帰るまでずっと監視しているのだ。当然、暑い日差しの中、立ちっぱなしなので作業をしている人の方が楽なのではないか、時としてそう思う。

 しかし、屋根に上って瓦を踏み抜いたり、壁をへこませたり、あるいは思わぬものが紛失していたり、プライべートでの発注は、色々な事が起こる。はっきり言って家のメンテナンスがメンテナンスにならない、これが日本の住宅の現状ではないかと思う。

 人が関与すればするほど家が傷む。逆に言えば、できるだけメンテナンスフリーの家を建てることを考えた方が維持費が安くそして家も長持ちする。

 ところで、職人さんの腕とか、段取りとか、そういうもので、“さすが”と思わせる人もいるので、監視のような行為はさぞ不愉快だろう、そう思う気もある。だが、私ならもっと丁寧な仕事をするとか、仕上がりにまずいことの起きないやり方をするとか、そう思ってしまう業者も多いので、これは金を払ったから、あとはしっかり仕事をしてくれればいい、そういう事が通用しない、町の中小業者を相手にするには、必然のことだと自身に言い聞かせて、無事工事が終わるようにと祈る、監視の一日だ。

 元が父親の建てた家なのであまり関心がなかったが、もう相当に傷んでいる。であるから、かえって維持、保守を丁寧にしていかなければならないのだが、今回も元請けが大企業ならではの、きめ細かさのない、一般的な受注に終始していたのだが、結局は、こちらが色々、気を使わなければ大枚はたいてどんどん寿命が短くなる。

工事の監視をしながら上記のこと色々思うのだが、自分たちの懐から出る金なので、当然、それなりのことをしてもらわないといけない、そういうところ、実は税金として支払っている金の方、どうだろうか、そういうところまでつい頭が回ってしまう。

関心を持ってもらわない方がいい、これが行政側かもしれないが、いやいや本当は、税金の使途にもっと関心をもって、行政をよくする方に発言してほしい、これが本来の行政側のあり方であるし、また、そのためにも税金の使途がよく見えるように会計報告がされるべき、そのように思い、またその実績を見せてくれる行政マンが出てこないか、そう思うのである。

 現状がそうなっていないから、やっぱり行政は信頼できない、そう思ってしまう。

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