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無責任だねえ [政治]

舛添要一都知事の問題で、都民の99%は現知事に辞めてほしい、そう思っているのだが、やみくもに辞めろ、そう言っているのではない、という事らしい。

 私などはごちゃごちゃ言っている間にやるべき事やれる事がタイミングを逸してしまう、そう思って、さっさと新しい知事を選出した方がいい、そう思うのだが、都議や都民の中に政略的に参院選にかかってまずいとか、あるいは次回が東京オリンピックにかかってまずいなどの話、いや、新たに選挙をすればまた税金から50億もの出費になる、そういう事まで考えて舛添要一氏の今すぐというタイミングでの辞職には躊躇する話になっている。

 私自身は、敗者復活を認めないような寛容性のない社会を求めるものではないが、だがしかし、この件はそういう事とは性格が異なるものであり、都民のためになる都政を預かる都知事としての資質という意味でもう既に十分に不適合というものを見せているのだから、本人も辞める決断をすべきであり、それを推薦した自公両党は引導を渡すべきである。

 事ここに至って辞めさせるタイミング、すなわち政略的な参院選との兼ね合いであるとかあるいは次回の都知事選のタイミングが悪いなど、自公が言える立場であるだろうか。

 最近は、当たり前になってしまったので、あまり世間に出てこないが、製造者責任という言葉がある。メーカーなどがその製品が欠陥品だったり、その製品で問題などを起こすと一気に信用を無くすのだが、それを法的に規定したものがいわゆるPL法でメーカーが製造物に責任を持たされているのだ。

では、舛添要一氏を都知事という製造物として作った製造者の責任は、どこにあるのか、と言えば自公両党だろう。
 だったら自公両党に製造物責任としてイレギュラーな都知事選が発生することになった、その責任を取ってもらえばよい。つまり都は自公にその選挙で発生する費用を請求すればいいんじゃないの?

多くの選挙で、公認とか推薦とか安易に出しているケースを見るが、そんなもの安易に出すものではないし、前述のように欠陥品であれば当然連帯して責任を取るべきもの、そう思う。私からすると、どうも政党には、そういう覚悟がないような気がしてならない。だから選挙民のことを優先して考えずに党利党略で考え、今すぐだと候補者が見つからないとか、なんだろうか、そう思ってしまうのだ。

 過ちを改めるに躊躇するなかれ、ではないのか。

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