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何だか変だね、知事とか都知事とか‥ [所感]

テレビ朝日の月曜深夜に羽鳥慎一と橋下徹出演で時事関係の話をやっているようなのだが、たまたま見るくらいなので番組タイトルも内容もおぼつかない話であることを前提に読んでほしい。

時の人という事で舛添要一という人物よりは知事あるいは都知事という方に焦点が当たっての話をしている、そういうつもりで聞いているのだが、ソネブロでの大勢は橋下批判派だろうか。

私自身は大阪維新の会の方向性や自民党の補完勢力のような動きに共鳴するものではない。このブログでは過激に書いているが私はもともとおとなしい、その他大勢と仲良く楽しくやっていきたい、そういうタイプの人間なので、過激行動は本意ではない。

だが、一方で問題解決という意味では、八方美人で物事が解決しない事、よく知っている、そういう人間でもある。旧態依然の会社の中で変化を求めず、ひたすら個人の保身ばかりを図る奴が、自身の身が危ないとなると他人に転嫁しようとひたすら陰で動く。

まあ、こんな会社がよくなるわけないが、何故か今の日本、そういう企業が増えてしまったような気がする。企業社会がそうであっても自治体あるいは役人の世界は活性化して斬新なアイデアの元、目を見張る実績を出している、なーんてことはまず、日本ではないだろう。

日本と限定的に書いたのは、私自身が官庁でそのように国をリードするように動いている役人を見たことがある。もちろん日本ではない、からである。

日本でない国では役人が先端をいく仕事ぶりを示していても日本ではどうかというと、まあ、一般の企業の先を行くことは少ないのではないだろうか。

そういう中で、法には触れなくても倫理的にはどうかとか、そういうもので語られている舛添要一都知事の問題。自らの経験、見識と照らし合わせてという事だろうが、件の番組のゲストとして前とか元とか知事経験者の話を聞いていると地位にふさわしい待遇処遇を受けるのは当然、そういう感覚で話している人物が多かった。

まともに聞こえたのは橋下徹だけである。皆さんご存知の通り、著名な弁護士である橋下徹はタレント弁護士として働けばかなりの収入を得られる。大阪府知事や大阪市長の比ではないだろう。

だからと、法外な活動費あるいは公私混同を行ってよいなどとは誰も思わないだろうし、本人だって思わないだろう。それを、自分は高額の収入を捨てて府(市)民のために働いているのだから飛行機はファーストクラス、ホテルは高額のスイート、温泉地への行き帰りはおろか、宿泊費も公費で支払うのは当然、そう言えるのか?

もし言えるとしたら、選挙時に自分はこういう事をしたい、それが実現すれば皆さんはその恩恵を受けて今よりもより快適に暮らしていける、だから、その分、私にもその地位にいる間、贅沢させてほしい、そう訴えて、当選し、実績を出せば二期目、三期目と当選させてくれる、それが市民の答え、そう思う。

だが、知事経験者たちの話を聞くと、それ以前に私はあなた方と違う、あるいは知事職そのものがステータス、そういう感覚で、端から好待遇を受けるのが当然、そういう雰囲気なのだ。

もちろんゲストで来た知事経験者全員がそうとは言わない。だが、元都知事の石原慎太郎は、週に二、三回の登庁であるとか前都知事の猪瀬直樹は業務の根幹を把握しないとか、どういう仕事ぶりなんだろうか、そういう話が出てくる。

結局、都知事はお飾りでいい、そういう事なのか。また他の府県知事は中央とパイプがつながって交付金が来れば問題ない、そういう事なのか。

仕事をしなくてよい人物を知事に選んで高額の報酬を払うなんて民間企業ではなかなかできない事だが、そんな税金の使われ方をして何の疑問を感じないとしたら都民はバカこの上ない、そういう事ではないだろうか。だからこのところおかしな人物が都知事になっている、そういう事だろう。

知事を見ればその都道府県民の見識のレベルが知れる、そういう事なのだろう。評判が悪いようだが、橋下徹、税金から報酬を受ける知事という観点では一番まともなことを言っていたように思う。

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