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佐川なる人物 [所感]

佐川さん? 
違うんでないの、この言い方。何事も裁判で有罪確定までは犯罪者と呼称をしてはならない、そう思うのだが、しかし、この佐川なる人物は、国会答弁で、国民の利益を損なう事をやっている。これは、裁判を待つまでもない事で、“さん”付を何故するのか、という事になる。

犯罪行為云々以前に国民に奉仕するのが仕事である役人として、その役割に反した行為で、事実解明を事実上止めた行為は重大である。結局、事実上の虚偽答弁である事が判明するまでは、その答弁自体に犯罪性も背信性も問われない事になるのだから、役人とは恐ろしいものだと改めて思うのである。

つまり上記理由で私は“佐川”と呼び捨てにしている(上司であった財務大臣の麻生太郎氏の慣例的呼び捨てとは性格が異なる)のだが、テレビ・新聞の多くは決裁文書の改竄問題発覚後でさえも、“さん”付している。これは私の感覚の方が間違っているのだろうか。

そもそも国民の利益を優先するべき役人が、国民への背信行為である森友学園問題で、利益を損なう方向に動いているのが問題なのだが、野党が、というよりは国民が政権に問うべきことは、国民の利益を優先するべき役人が、国民の利益を損なう動き、そこには当然、忖度も含まれての話なのだが、そういう事を“良し”とした、その事、体質を問うものであって、それに組した役人がその権利を言う資格はないと思う。

もし、自身に一部の理でもあると思うのなら、国民の税金からいただいてきた俸禄をすべて返上してから自己主張すべきであると思う。自身も国民の一人であるはずなのに、国のシステムが大きくゆがめられて、将来にわたって、その禍根を残すような事、想像もできないような人物が局長どころか国税庁長官にまで登用されたのだから、安倍政権の罪は重いし、本人もしっかり事実について語るべきである。

しかるに佐川は、国会の証人質問でも“刑事訴追の恐れのある内容なので答弁は控えさせてもらいたい”と述べている。自身が罪に相当することをやったのならば、それを潔く認めて問題を正しい方向にもっていくのが国民の一人としての義務だろうと思うし、男としてというより、この問題絡みで財務省の担当者が一人、命を落としているのだが、その事まで鑑みれば人間としてどうなのかという事になる。

他人の命は軽視するが自身が刑事訴追されるのは嫌だ、それが今回の佐川の国会での証人質問での回答姿勢だったと思うが、私の見方、違ってますか?

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