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正直者が損をする?! [社会]

春先にパソコンを買い替えたのだが、同時に車の定期点検を機にドライブレコーダーをディーラーにつけてもらった。

車の購入時に、ディーラーの担当者には私の交通事故による冤罪事件の概略を話して、物証があってさえ、でっち上げで加害者にされるのだから、ドライブレコーダーがあっても、意味はないかもしれないが、科学の弱いおバカな司法連中が言い逃れできない映像ということもあり得るので、着けたい、そう言っていたもの、車が特殊なので、純正が出るまで待ってほしい、そう言われて、車の購入から2年経っての装着となった。

いや、必要に駆られて、そう言ったほうがいいかもしれない。
私の住む地域の交通事情、特に自転車の走行は無法以外の何ものでもない。加えて、交通ルールを勘違いしている車の運転者もいる。以前にもまして危うい場面に遭遇することが多くなった、そう言ったほうがいいだろうか。

さらに言えば、福井地裁で下った判決(中央線を越えて衝突してきた車の助手席に乗っていて死亡した人物の遺族が相手側の運転手に損害賠償請求裁判を起こして認められるという、社会通念上信じられない判決)のようなおかしな社会になりつつあってさえ、論より証拠、そのようにアピールできるものを持っていなければならない時代になった、そういう事だろうか。

結局、自衛のために、自分が交通法規を無視した運転などしていないどころか、平素から安全運転を心がけている運転者であることを証明してもらうためのものとして正直に生きている人間のほうが余計なコストをかけなければならない社会という事なのだが、これって、本当にあるべき社会だろうか。

この構図を生んでいるのは、驕り腐った裁判官や、自分たちの役割や社会というものを勘違いしている検察他の司法に関わる連中を中心とした役人たちに他ならない。

もっとも研修という名目での、外国人を農業や中小企業の労働に従事させている、あるいは観光立国と称して多くの外国人を受け入れることによる構図から生まれる治安の悪化によるセキュリティーコストなども、ただただ正直に生きてきた人間にとっては、なんだかわからないうちに、周囲に外国語が氾濫、いつの間にか犯罪に巻き込まれるという事態。

これらも結局、自衛ということで金のある人は、家のセキュリティーを警備会社と契約する、そういう余裕のない人は防犯カメラや人感センサー付きの照明あるいはドアの鍵の強化など、余計な生活コストがかかるのだが、だからと、費用をかけたからと、それに見合う収入に結び付くどころか、経年で、付け替えや契約費用が上がるなど、社会としてとても進化したとは言えない気がしている。

外国人労働者を受け入れている人たちや、観光客の増加によって利益を得ている人たちからは我が家にもその一部が回ってきているとはとても言える状況ではないのだが、我が家もぼろ家ゆえに、外国人労働者による殺人事件など受けて、色々セキュリティーの強化に費用がかさみだしている。

全く住みにくい社会になったものである。

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