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安保法制法案国民の声 [政治]

どうも調子に乗ってパソコンに向かっていると、その反動で目の調子が良くない。特に今は酷暑の中、エアコンなど入れると、空気が乾燥して余計悪くなる。そういう事で予約投稿していた中、数日ほどパソコンを開いていなかったら、予約投稿が切れてしまっていた。

さて、国会、衆議院では自公の圧倒的多数により政府案の安保法制法案が可決した。

その前後で国会を取り巻く一般市民のデモ。
しかし、昔から、こういうデモが法案を廃案にしたことはないのではないだろうか。

政府が、その次を狙った、その次はできなかった、つまり阻止はされたが、その時の法案は可決された、そういう事だと思う。

今まで、その次としてデモ等で阻止されてきたもの、これが今回、衆議院で可決されたのだから、大変なことが起こる、つまり歯止めになっていたものが無くなった、そういう事を我々は知らなければいけない。

国会では圧倒的多数で政府案を通しているが、いくつもの地方議会では自民党議員も賛成に回り、安保法制法案に反対という決議が為されている。

より国民に近い考えはどちらなのか。
今の自民党は国会では圧倒的な議席数を占めている。過半数どころか一党で三分の二に近い数値である。

しかし、得票率で言えば2割程度でしかない。
その2割だって、沈滞化した経済を何とかしてくれるのではないか等、今回のような戦前を思い起こさせるような法案まで意識して支持してはいない事のようだ。

年配者の支持が多い自民党は、それ故に保守とは言え戦争というものに敏感なものも持っていたはずの党である。だからこそ、地方ではその支持者達の声まで無視はできずに戦争に繋がる安保法制には反対の決議に自民党議員までもが賛成したという事であり、それがより国民に近い考えではないだろうか。

集団的自衛権という枠組みが無くても小泉政権の時に自衛隊を中東に派遣している。これが集団的自衛権が認められているなどとなれば、政府は安易に自衛隊派遣という手段を使うだろう。

本当に国家存亡の危機や世界が危ないなどとなれば、集団的自衛権がないとか、個別的自衛権では戦えないのではとか、そんな悠長な論議を国民がしているだろうか。もし、そうだ、などと言うならば、それは国民を馬鹿にしている今の政府・役人達でしかない。

国民を情報統制下に置き、とんでもない敗戦を喫した、それも戦争の終わらせ方さえも分からずに誰も責任を取らずに逃げまくったのはどこの国の軍人役人だったか。

戦争のおっ始め方ばかりやっているが、始まった戦争をどのように終わらせるか、第二次大戦で一番大きな事だったのではないだろうか。そういう事もわかっていない馬鹿役人・馬鹿議員・馬鹿大臣及びその馬鹿大臣の末裔達が、さて、戦争を、とやって、その終わらせ方、どう考えているのか。

真実のほどはともかく、プーチンなどは核ミサイルの発射を準備したとまで言った、ウクライナの紛争。日本人の感覚では、そこまでの戦争か、そう思うだろうし、ましてどちらが、と言えばロシア側の方が侵略と見られるのに、盗人にも五分の魂。日本人感覚で簡単に戦争に加担して痛い目に遭わないと誰が言えるのだろうか。

それも正義なき戦い、としたら亡くなった方は浮かばれない。
そういう事を考えれば政府や武力の執行部隊こそ、その言動に縛りを持たないといけない、そう思うのだが、安倍晋三のやっている事は国民の言論に縛りを入れている。

経験から学ばないような人物を行政のトップに据えてはならない。
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コメント 1

エコピーマン

国会議事堂前のデモは 以前の学生安保反対でかなりの規模で行われましたが 結局なし崩しで
熱い人達が 今回もデモに参加したのですが
大半の国民は でもなんてやってる暇はないのです
そして 全学連の事件で 経験していていくら反発しても警察・機動隊に政府からの命令で鎮圧されるのです
だから はっきりいうと匙を投げている状態
国民は 動けば変わるならやるでしょうが どうせ
変わらないことに力を注ぐ気にもなれない
諦めているのです それが現実です
あ安倍政権は 諸刃の剣なんです
ご自由にどうぞ 国会議員さん達
by エコピーマン (2015-07-22 16:32) 

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