SSブログ

通称イスラム国日本人人質殺害を読む [国際]

本人は否定し、周囲も取り繕っているが、安倍首相が悪いタイミングで中東を訪れた、その時に通称イスラム国の神経を逆撫でする話をしたことは、映像として証拠が残っている。こんな事を誤魔化して後を取り繕っても意味はない。

人道支援の話をしたのになどと言っても、支援で拠出する金額を話したという、切り取られたフレームのどこにも、そういう話は出てこない。イスラム国と具体名を挙げている一方で、人道支援という具体的な言葉もないのに、相手が悪く取ったなどと言うものではないのだ。

さて、この人質殺害の話についてテレビ局で、その後判明した内容と合わせて、検証を行っていたが、気になることがある。

当然、政府としてもこの事案、検証作業をするはずと思うが、通称イスラム国でない国で人質事件が起きた時、日本政府はどうするのだろうか、という事である。

日本人人質事件は今回に限らず、これまでも起きている。
その中には、テロリストと見られる集団ばかりではなく、営利目的の事案もある。
いや、営利目的の集団は日本政府から見るとテロリスト、そういう定義になるのだろうか。

この誘拐あるいは拉致という行為をした人物や集団をテロリストと見るならば、安倍晋三の言うテロリスト集団とは交渉しない、こういう文言の元、人質になった人物は放置されることになる。

外務省指定の危険区域でない地域で誘拐された場合は日本政府は助けるというのだろうか、それともテロリストと認定して交渉はしない、つまり助けないのだろうか。

今回、フランスは誘拐された複数の人物の解放に成功している。
その一方で日本はテロリストとは交渉しない、として人質を見捨てた、そういう事なのだろうか。

フランスも建前としてテロリストとは交渉しない、そういう事になっている。であるのにフランスは人質解放を成功させ、日本は殺害されている。

先日のブログにも外務省関係で、この連中の全くの無能さ、傲岸ぶりを書いたが、戦後の外務官僚が日本人を騙して移民政策を進めるという実質日本人棄民で、その世話を命じられた外務官僚が「何故、この俺がこの豚どもの世話をしなけりゃならないんだ」そのように言った話は、大手全国紙にも載っているので有名な話だ。

私から言わせれば、何故、この程度の猿レベルで、主権者である国民を豚と呼べるのか、とんでもない勘違い、そのような事に外務官僚などはなる。

近代日本の歴史において、外務官僚が事を為したことは、ほとんどない。皆無と言うのは言い過ぎなのだが、しかし、これは絶対的レベルで話をすることではなく、相対的な話として、欧米どころかお隣中国の外交などと較べても稚拙そのものと言ってよい。

この程度の外交官達が、ひとたび、事が起きて、さあ、となった時、何ができるのか、そういう事だ。これは、今回も結果だけではなくその過程についても稚拙さが露呈してしまっている。

政治家をいいように操っていても日本の官僚など所詮その程度、そういう事が国際的な事由があると、よくわかる。つまり主権者である国民に対してふんぞり返っているが、責任問題が発生しそうなことについては及び腰で八方美人で周囲にいい顔をして不可なく任を終えて天下っていく、こういうことなのだろう。

だからNGOの機能していない地域での人質事件ではうまく対応できず解放できない。
政治家を操るくらいなら、こういう問題でも存在意義を出したらどうか。これは外務官僚に言っているのだ。
高給で懐を肥やし、取り巻きに閣下と呼ばれて悦に入っている役人に、まともな仕事はできない。

あんた方の職務は高給を取って国民を睥睨する事ではなく、国家、国民の利益を他国との折衝の中で守っていく事だ。その中には国民の生命もある。今回の件では、然るべき検証と改善の方策が示されねばならないと思う。
nice!(15)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。