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衆議院議員定数削減民主党案 [政治]

民主党が消費税増税導入に関して、自身の身を削る、その姿勢を示すものとして、自らの身を削る議員定数削減案を出してきた。

まったくの、出来レースであり、国民を馬鹿にしているとしか思えない。
せいぜいが野田佳彦の頭脳というのがこの程度と示すものでしかない。いや、逆にこういう事をやればやるほど野田という人物が信用ならない、そういうものを表す事になる。

以前から述べているように、日本の国会議員であの性格も頭も悪い官僚を御している人物は、希有だろう。そういう中で、議員定数を減らして、官僚に太刀打ちなどできるわけがない。野田佳彦は自身がそれほど頭がいいと思っているのだろうか。

前の菅直人と同様、野田佳彦は財務相から首相というコースを歩いているが、公務員宿舎問題で財務官僚がみそをつけたことは皆さん御存知だと思う。政策に通じているように言っていても財務官僚などたかがこの程度なのだが、菅直人がゴーサインを出さなかった朝霞の公務員宿舎建設に野田佳彦は財務相としてゴーサインを出している。

つまfり財務官僚自体がこの程度なのに、野田自身がそれを御しきれない、そういうレベルでありながら、なお、敵に塩を送るべく、議員定数を減らして、相対的な官僚の力を増大させるという、民主党が政権についた時の売り物はどうしたのか、そういうことになる。

まあ、国会議員全員が有効に働いているとは思わないし、そういう事からも議員の数を減らすべき時も来るだろうとは思う。しかし、その前に悪名高き、官僚の数を減らして、官僚から政治の主導権を奪わないと、日本の明日はない。

というのが、議員定数削減の前提としてやるべきことなのだが、今回の事はそんな事ではなく、抵抗の大きそうな話を少しばかり強引に出せば、野党の抵抗が大きく、民主党としては消費税増税を国民にお願いするに際してまずは身内の身を削る覚悟をしたのだが、野党の反対で、それがならなかった。

しかし自らの身を削る努力は示したので、消費増税の導入は、計画通りにやる、そういうシナリオだ。こんなの、誰だって分かる出来レースであり、このレベルで国民を騙せると、打ち出してきた野田佳彦自体の人間性を疑うだけの話でしかない。

結局、官僚の定数削減も給与削減も行われずに、国民の懐に直接響く消費増税だけは、何としても、では、国民の理解は得られないのではないか。確かに、物わかりのよい国民が、半数近くはいるようだが、ザルに多少多目に水を汲んでもザルはザルで、水は貯まらない。まずは、ザルではなく水の漏れない器に変えることをせねば何の意味があるのだろうか。

これを最初にしない野田は馬鹿である。馬鹿に金を渡しても活きることはない。
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