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タイガーマスク現象 [社会]

タイガーマスクこと伊達直人名での全国各地の児童養護施設へのランドセルプレゼントが続き、それがだんだん、ランドセルだけではなく、お金から文具など色々なものへと広がり、送り主の名も別の著名人物名が語られるなどこちらも広がりを見せている。

私も留置されている時に、幸運を呼び込む本として教えてもらった本の中に、自分の幸せの一部を他の人に分けるという事が書かれていて、機会があれば、自分の分相応でやろうと考えていた。考えはするが、実際に実行することは難しいというか自身が今後、どれだけの費用が掛かるかわからない裁判を抱えているので、現実問題として、そういう寄付行為というのは難しいものだと感じた。

しかし、そういうものを抱えていない人は、きっかけさえあれば、やれることを今回証明した形である。
アメリカなどでは慈善事業というか、ボランティアや日本では考えられない資産を持つ金持ちがその一部を社会に寄付したり、貢献する活動を行っていたりするが、日本ではなかなか、そういう話が出てこない。もちろん、まったくいないということではなく、むしろ日本人的控え目な行動の方が多いので、目立ったり報道されなかったという事の方が実体だろうと思う。

だが、最初の伊達直人名のプレゼントの報道で、潜在的な足長おじさん達にも火がついて続いたのだと思う。悪い事ではないというよりは、こういう話を聞くと涙が出てしまうのは年を取ったせいであろうか。できれば自分もこういう事には参加したいという思いの一方で、現実問題として参加できない悔しさと、一方、日本にはまだまだこれだけ良心があるという思いで感情が触発されるのだと思う。

決して、送り主だって裕福であるとは感じさせられない中で、自分たちにできることをしている感が強い。その一方で人を踏みつけにする人間が社会にのさばっている。今は、具体的行動を起こしようもないが、私の心の中に、今回のこの心温かい人達のことがずっと残って、いつか私にできる時が来たら、私も参加させてもらえるようにしたいと思う。

最初の伊達直人さんだけでなく、続いた伊達直人さん他にエールを送りたい。
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めぇてる

お越しいただきありがとうございました
by めぇてる (2011-01-12 11:28) 

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