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無責任国家が国連安保理事国とは?! [国際]

以前、日本の安全保障絡み、特に集団的自衛権絡みで同盟国による武力紛争あるいは戦争に巻き込まれるよりも国連至上主義で、国連の枠組みの中での国際貢献という事がもてはやされたことがあったが、しかし、北朝鮮問題を始めとする世界のリスクになりそうな話や現実に武力紛争の起きている地域の解決に向けての国連安保理での話し合いの実効性はどうだろうか。

そこには自国の国益優先で決して人命など頓着していない、そういう大国主義の裏側が透けて見える。

日本も国連至上主義などと言っても、国連自体がしっかりした組織として人類の平和と繁栄を旨とした実効性のある組織として動こうという形にならない限り安易に国連至上主義などと言わない方が良いかもしれない。

つまり構成国やその活動の内容を見れば国連安保理など顔をしかめたくなる内容の論議しかされていない、そういうものだからだ。

今は、日本が直面している北朝鮮による核の脅威、そういう事での国連安保理がどのように、この危機に対応しようとしているのか、というと、これまたロシアとか中国という全く世界的に見ても平和とは無縁の二か国の国益優先の理事国二か国の無責任国家の行動で、危機が長期化、先送りされて、さらに増大するという、日本にとっても世界にとっても大変な状態になりつつあるのだが、日本にとってマイナスの行動しかしてきていないロシア、中国の経済に日本国民が果たして貢献する必要があるのだろうか、安倍晋三のばらまき外交を見ているとそういう気がしてならない。
武力でなく、話し合いで解決を、そういう主張が一見もっとものように見える、ロシアと中国の姿勢が、今、今までにない危機を東アジアにもたらしているわけだが、ロシアと中国が、この危機に責任を全く感じていない、そして言う事と言えば、以前と同じことしか言っていないが、この結果で、東アジアに新しく核武装したとんでもない“ならず者国家”が出現した、そう見ている日本人も多いのではそう思うのだが、結局、共産主義なる妄想にとらわれた国家の行き着く先は、人類の平和と繁栄とは真逆の武力による国民への締め付けを行い周囲に危機をもたらす独裁国家の出現でしかなかった、そういう事になるのだが、既得権にとらわれるレベルの低い人間が多数、政府内に出現するとこれは共産主義だけでなく民主主義を標榜する国家内でも同様の事が起こり得る。そういう国家の集合体の国連に我々は何を期待して、国連至上主義なるものを標榜するのだろうか。
話し合いによる解決をなどと、いかにも平和を愛する国家のようなふりをしてきたロシアや中国が国連の制裁決議など全く頓着せずに、平気で決議を破っていながら、その一方でいっぱしの口をきいて事態を悪い方にしか向けていない、そのお先棒を担いでいるのに、危機どころか有事について、その責任が当事者あのアメリカにある、などと予防線を張る、こういう国家や国連の常任理事国が、本当にそのまま常任理事国として大手を振っていいのだろうか、そういう気がする。もちろん国連分担金なども日本よりはるかに少ない拠出金でいながら、平然としている。つまり日本の危機、あるいは将来生じる危機的な事態に関して、その事を本当に憂えて、日本や世界の平和について、対処しようという将来について望みを持てる政治の光明が現政権には持てないのだ。
我々はまさしく今、安倍晋三という首相と北朝鮮問題という内憂外患状態にあるのだが朝鮮人国家や中国人国家あるいはロシアという国家が隣にあると不幸、そういう事だろうか。

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コメント 1

U3

拙ブログへのコメントありがとうございます。
 国連は常任理事国というものがある限り機能しないというのは誰もが分かっている事だと思います。
 拒否権さえなくなれば大分変わると思うんですが、北の脅威は国連の有る無しに関係があまりないような気がします。だとしたら日本も国連の場で物事を解決したり進展させようなどとは思わない方が良い。
 それに、ISに拘束された自国民に、自己責任という言葉で切って捨て、見殺しにした日本政府です。自己責任で他国に頼らず自助努力で解決するしかないんじゃないかな。出来るとはとても思えませんけど。
by U3 (2017-09-08 15:20) 

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