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守られない交通マナー [社会]

昨日はエープリルフール用に我が家の天才娘というかお転婆猫との会話から嗜好を変えて書いてみたのだが、以前書いたエープリルフール向けの内容、未だにアクセスが多い。という事で罪作りにならない程度で少し遊んでみましたが、皆さん、心の余裕はどうでしょうか。

さて、ではいつものスタイルで。

私が交通事故であらぬ罪を着せられたからと言うわけではなく、常日頃から明文化しなくてもマナーレベルとして、お互いに気をつければ角突き合わせて生活することがない、そのように思う事、意外とできていない。

我が家には90を過ぎた高齢者がいる。笑い話ではないが、こちらが聞き取って欲しいと思う音声は聞こえず、どうでもいい音源だけは聞き取る。

高齢が故に突発的な音は心臓に悪いらしい。
しかし、環境騒音とでも言おうか、車社会では轟音を上げて走る車や無用な警笛を、しかも、不快に感じるような鳴らし方をする人物もいる。

以前、我が家の向かいに住んでいた家族の中の若者がそれこそ隣近所に聞かすつもりか、大音声でステレオを掛けていたが、たぶん、誰も注意をしていなかったのだろう。ちょうど父親が亡くなって、私が実家に移ったばかりの時で、母親の心臓に悪いと、注意をしたのだが、こういうのは同じ地域内なので対応がつく。

ところが、住宅地で他の地域から別の地域への通過に便利とばかり、我が家の前の道路が通り抜けに利用されるのだが制限時速30km/hの標識があっても実際には近隣住民にとってはせいぜい時速20km/hで走ってもらわないと引っ掛けられる可能性のある生活道路なのだが、そこを40km/h以上で吹っ飛ばしていく車がけっこう多い。

だが、この道路には郵便局が面していて、朝から晩までかなりの車が利用している。つまり郵便局やその周囲に車を止める状態が日常化している、そこに通り抜けしようという車が絡んで、それら駐車を意図している車にどけ、とばかりに大きな警笛音を鳴らすのだが、これが聞いていて不快になる出し方をする。

鳴らす本人はそれ一回のつもりかも知れないが、ここに住んでいる人間にとっては、それが定常化して騒音公害にさらされているのと同じになる。

確か、車の警笛音は”どけ”という意味合いで鳴らしてはいけない事になっているはずなのだが、バックすると危ないよ、そういう警告音ではなく、駐車しようとする車の所に自分が後から来て、すぐさま、大きな警笛音を鳴らすのだから、鳴らされた方だって、びっくりしたり焦って、ブレーキとアクセルを間違えて踏んでしまうかも知れない。

幸い、今まではそういう事故がなかったが、その郵便局は母親も含めて高齢者がけっこう利用するところなので、不心得者がこの道路を単なる通り抜けに利用して欲しくはないのだ。通常は車が多いと迷惑に感じるだろうが、私はそういう駐車しようとしたり駐車する車のせいで、むしろ通り抜けの車も速度を落とさざるを得ず、その方がここに住んでいる人間や歩いてこの道路を通行する人間にはよい、そう思っているのだ。

ところが事情を知らない巡回の警官が時折、駐車禁止だとかスピーカーで警告していくのだが、だったら、速度違反する車を先に取り締まれ、そういう事だ。結局、警官などと言うものは我々の生活にはちっとも貢献しない存在でしかない。

昨日、長距離ドライブでやはり自転車専用レーンが設定された車道を走ったが、相変わらず、逆走状態で走る自転車が多い。環境整備と言っても結局、土建業者と癒着しての道路行政なのではないのか、そう思う例が多々あるのだが、ハード以前にソフトが先行するという事、何故日本では少ないのだろうか。
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ojioji

郵便局のある道を巡る話し、とてもわかりやすくまた同感です。私は、その原因を車社会にまで遡ってしまいますが。地方の中心部とかで、もっと車両進入禁止の区画を増やしていくのを夢見ています。代わりに、困る人用に車椅子や運搬車両だけ用意するみたいな。

さいごの自転車レーンからの話し、うまく読み取れませんでしたm(_ _)m

卆寿のお母さま、良い言葉だけ聞き美点だけご覧になりますますお元気に(^_^)
by ojioji (2015-04-02 07:00) 

うーさん

>ojiojiさん
毎度お付き合いくださり頭が下がります。
私の住む市も一昨年辺りから自転車専用レーンというのを整備し始めましたが、他県でも整備されていました。但し、この自転車専用レーンは一方通行の表示まであっても自転車利用者に徹底する方法が徹底していないどころか、当該レーン自体も地域で徹底していないために、バイクが自動車の車列よりも先行する際に使用したり、どういうことなのだろうか、そういう実情があります。つまりハード面が先行して、その運用などは全く周知されていない、そういう事です。逆に、自転車は軽車両として車道を中央車線とは反対側の歩道沿いを自動車と同方向に走行すること、という事を徹底するソフト面を充実させた上で、自転車の安全面に配慮するために、自転車専用レーンを設置するのだ、そういう事にすれば、自転車の逆走が減るでしょう。今は、逆走天国です。車の運転者側からすれば自転車の逆走は脇道から主要道に出る際にも事故を起こす原因になります。私もサイクリングを趣味とする人間ですが危ないのは車よりも逆走してくる自転車です。そしてそういう自転車ほどスピードが出ています。交通事情を良く把握もしなくておかしな交通信号機をつけるなど警察の道路行政は工事優先となっている、そういう事です。財源が足りない、そういう行政下ではまずは、工夫から入るのが常道でしょう。その上で、予算が付いたから、とかハード面を充実させた方が実効性が上がる、そのようなステップじゃないでしょうか。現状は逆ですね。
by うーさん (2015-04-02 19:27) 

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