SSブログ

自縄自縛 [国際]

社会の劣化、いやいや実は政治の劣化が引き起こした結果が社会の劣化につながっていると見るのだが、政治の劣化があっても社会の劣化が進むとは限らない。
しかし、政治家の慢心が社会構造を変えていっていることは確かだと思う。

正しいことを正しいと言える、さらに言えば、実行できる社会。
本来であれば、自身や自身が所属する政党等の組織の利益優先などと政治家としてはおかしな言動をしなければ国民にだって堂々と説明できるものだと思う。

しかし、それをやれない能力のままに政治家などやっているから、迎合政治、いわゆるポピュリズムに走らなければならなくなる。

有名なのはローマの闘技場等でのエンターテイメント政治で大衆の機嫌取りばかりやっている間にローマの内外で情勢の変化が起き、いざ、という時にローマ自身が持つものでは何ら対応できなくなっていた、という事があったが、その後も、そういう歴史の教訓を生かせずに、国として潰れていった国が数多くある。

であるのに、その事を学べずに同じような事をやっている国がある。
全く馬鹿な事だと思うのだが、しかし、単に自滅、そういう事にならない場合、いわゆる傍迷惑、という事で、巻き込まれる国もたまったものではない、そういう事なのだが。

社会の試験ではないが、ここまで読まれてきた方は、どこの国のことを私が言おうとしているのか、そう思っているだろうが、ポピュリズムと言えば、政治的には、もう後進国の典型だから、お分かりだと思う。

日本に技術の支援を仰ぎ、日本が戦後賠償の代わりに資金的に支援してきた、その一方で反日教育をしてきた中国の事なのだが。

本当に、この国の政治家連中、馬鹿としか言いようがない、そう思っている。
何かにつけて、大衆の数を頼みにした動きが気になるという。反政府の動きにならないように、政府の人気取りとして反日教育をしてきた大衆には、反日の強硬姿勢を取れば政府の人気が上がり、反政府の動きにはならない、そういう事をやっている。

しかし、これは掲題に書いた通り、自縄自縛以外の何ものでもない。正しい政治を行っていくべき政府あるいは政治家がフリーハンドでない、その事からどういう結果が待ち受けるかわからない、そういう危険な路線上を走っている、という事になる。

尖閣諸島が中国の核心的利益に属するものだという、こんな話、中国の過去からは出てこない。
一般中国人など、中国大陸から遠く離れた尖閣まで出てくる話でもないし、そこから利益を得ていたという話でもない。

海底の地下資源の話が国連の調査で出てきた途端に、自国領などと言い出す話も、政治家として、どうかと思う。一度口にすれば、国民の側は、それに洗脳されて、思い込む。結局、日本は戦前から侵略国家の体を変えていない、などと勝手な話に持っていくだけの話だが、これ中国政府の自縄自縛でしかない。

政府とか、そういうものない方が、おかしな話にならない事が多いのではないか、そう思うのは、日本だけでなく、国際的に政治の劣化が激しいからなのだが。

お隣韓国も嫌日教育を竹島がらみで行っているというのだが、これも同じで、政府の支持率が下がると、必死で日本たたきを行って支持率を上げるという。
韓国も今、景気低迷の上、すり寄っていた中国からはアメリカのミサイル防衛システムの韓国配備で政治的におかしな状況になり、経済的に頼る相手を探しているらしい。

もちろん、真っ先に日本が支援を得る相手として浮かぶのだが、従軍慰安婦問題など、世界中で告げ口外交を展開してきた、その同じ人間が抱きついてくる、という事だが、日本人としていい気持ちはしないだろう。

だったらまずは、世界のあちこちで従軍慰安婦の像とやら、日本人が腹立たしく思うもの、まずは撤去して、自分たちのおかしな姿勢を正してからにしてはどうか、などと狭量にも私は思ってしまうのだが。

いや、これは私個人が個人的にサムソンという韓国企業の韓国人に彼らのミスを棚に上げて私を旧日本兵のような態度だと言い放った、そういう経験から来るものだが、世界一の企業だと韓国人自身が思う、その企業に働いているという傲りから出た言葉だと思う。

正しく自分たちのミスを認めその処理をすべきところ、世界の一流企業だからミスなどしないと言い張り、問題を大きくした担当者と同じレベルのことが国を代表する政治のレベルで行われているのが韓国という事だろうか。

いやいや、中国であれ韓国であれ日本であれ、政治が国民のために動いていると実感させるものが少なくなっている。だったら、市民革命を起こして、今のNGOに権限を委ねた方がよっぽど世界の市民は幸せなのではないだろうか、そう思うのだ。なんといっても膨大な軍事費が各国からなくなるのだから、皆さん、かなりいい暮らしができると思う。
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

弁護士会完全予約制 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。