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高校野球、前橋育英の優勝で夏は終わり! [スポーツ]

ベスト8が闘った準々決勝から勝ち残った上位校の差はあまりないように思ったが、テレビ桟敷の評論家としては順当な結果となった、そう思う。

強豪校などと予想された中に前橋育英はなかったように記憶する。
その前橋育英が初戦で、完封した時、私は試合を見ていないが、新聞には投手の強気のコメントが載っていた。

次の試合も見てはいなかったが簡単に完封されるような対戦相手ではない相手を完封していたので、投手の強気のコメントを裏付ける投手力であることはわかったが打撃力としては投手力のいいチームからいずれも一点ずつしか取れていないので、どのようなものかと思っていた。

打撃力が決して劣っていなかったことは横浜を一方的に下した試合でわかる。
そういう目でベスト8に勝ち残ったチームを見ると前橋育英は優勝の目をもったチームであったと感じる。

決勝では、延岡学園に先に点を取られたが、延岡学園が勝つ目をもっていたとしたら、先発した投手をもっと引っ張った時だっただろうと思う。その意味で少し延岡学園の生徒達に可哀想な気がした。

延岡学園の監督は前橋育英の反撃を受けた時、指導者ではなく監督として自チームを見たために選手の状況を見誤った。

前の試合でもスクイズを失敗して、自分の失敗だったと認めていたが、甲子園に出るようなチームのそれも決勝に残りようなチームでも、指導者が、つい監督になってしまう、高校野球とは、やっぱりそういうものか、そう思ってしまう。

結局、監督の采配で延岡学園は負けたように思うのだが、しかし、その事を置いても前橋育英の守備は随分と鍛えられ、攻撃の引き出しがこんなにあるのか、そう思わせる試合をしていた。

今年の高校野球は下馬評を出す記者達に目がなかっただけであり、前橋育英の優勝は順当だった、試合を見た人達はそう思うだろう。

いつもながら思うのは、いい試合に水を差すのはいつも監督という名の大人達であるのだが、今回は前橋育英の監督が水を差す機会が少ない試合運びを前橋育英の選手達がしたという事だろうか。
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